當麻寺東塔と菜の花畑 撮影:1985年4月

長尾街道フォトギャラリー

 長尾街道は葛城市長尾の長尾神社より當麻、今在家、香芝市磯壁、畑、穴虫、関屋、田尻を通り(田尻越)、柏原市国分、藤井寺市、羽曳野市、松原市を経て堺市に至る街道である。大阪側は古代の「大津道」にほぼ一致する。長尾街道の名称は長尾神社に由来するもので、長尾神社西北の道標が起点であるとされる。しかし、JR阪和線堺市駅の東に北長尾町、南長尾町の地名があり、こちらに由来するのではないかとの説もある。
 大和から河内に抜けるルートは「田尻越」のほか、現在の三郷町から亀の瀬を越え青谷で大和川の南岸に渡り、国分に至る「亀の瀬越」、王寺町から大和川の南岸を進む「蛭目越」(後の奈良街道)、関屋から大峠・国分峠を越えて国分に至る「関屋越」のルートがあったと言われている。

   文献
長尾神社編:式内大社長尾神社のしおり、奈良。
藤井寺市史編さん室編:藤井寺市文化財第7号 河内の古道、藤井寺市教育委員会、大阪、昭和61年。
大阪府教育委員会編:歴史の道調査報告書 第3集 長尾街道・竹内街道、昭和63年。
神野清秀:大阪の街道、松籟社、京都、平成5年(第2版)。
香芝市役所秘書広報課編:古道を歩く・長尾街道@、広報かしば、(424)、24、香芝市役所、奈良、平成14年。
香芝市役所秘書広報課編:古道を歩く・長尾街道A、広報かしば、(425)、22、香芝市役所、奈良、平成14年。
香芝市役所秘書広報課編:古道を歩く・長尾街道B、広報かしば、(426)、24、香芝市役所、奈良、平成14年。
香芝市役所秘書広報課編:古道を歩く・長尾街道C、広報かしば、(427)、18、香芝市役所、奈良、平成15年。
香芝市役所秘書広報課編:古道を歩く・長尾街道D、広報かしば、(428)、20、香芝市役所、奈良、平成15年。
香芝市役所秘書広報課編:古道を歩く・長尾街道E、広報かしば、(429)、26、香芝市役所、奈良、平成15年。