| 屋敷山公園春景 撮影:1987年4月 |
| 葛城山麓の道フォトギャラリー |
| 金剛・葛城山系の山麓域には、古くは縄文時代に遡る遺跡が点在し、また中世に至っては大規模な寺院群が形成されるなど、絶えず人の営みが行われてきた。このことから、この山麓を縫うように南北に連なる道の存在が想像されている。しかし、それは計画的に施工された道ではなく、おそらく生活の中で自然発生したもので記録もなく、ルートの特定は非常に難しい。ここでは、「葛城市(旧新庄町)歴史民俗資料館平成13年度春季企画展 金剛・葛城山麓の道」の想定に従うことにした。葛城市より南の御所市小林、櫛羅、楢原、森脇、名柄、極楽寺、朝妻、高天、伏見そして鴨神に至るルートは特定され、種々の案内書でも紹介されている。 この「葛城山麓の道」の東には「下市街道」がある。葛城市長尾から南今市、大畑、弁之庄、新庄を経て、北花内三才池の東南方で東折、新町で「下街道」に合流し下市に至る道である。長尾より以北は「長尾街道」に一致し、長尾以南も「長尾街道」と呼ばれることもある。「高野街道」は北花内で「下市街道」と分岐南進し、西辻、六道の辻、御所市櫛羅、楢原、宮戸を経て風の森峠で「下街道」に合流、高野山に至る信仰の道である。 |
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文献 鳥越憲三郎、片岡敏男:神々の道−葛城、新人物往来社、東京、昭和50年(初版)。 ----:新庄町歴史民俗資料館平成13年度春季企画展 金剛・葛城山麓の道、平成13年。 江端真樹子、福吉正勝:葛城神話紀行 伝説でたどる神々の里・葛城、ならら、6(4)、8-19、地域情報ネットワーク、奈良、平成15年。 朝日新聞社編:竹内街道 葛城みち、司馬遼太郎街道を行く、(22)、朝日新聞社、東京、平成17年。 椿本九美夫:竹内街道と葛城古道 春の古道をゆく、ならら、10(4)、2-8、地域情報ネットワーク、奈良、平成19年。 ----:竹内街道・葛城古道道案内 古代が息づく山裾の道、ならら、10(4)、9-24、地域情報ネットワーク、奈良、平成19年。 |